2022年9月4日(日) 4回小倉8日

 前日は稍重→重と推移。当日は良馬場スタートでしたが、開催最終日でもあり、時計は標準ぐらい。それでいて前半33秒2─後半34秒9のハイペース。結果は4角で最後方に位置していたロンドンプランの差し切り勝ち。スタートではゲート内で横にモタれて大きく出遅れ。道中は馬群から離れた位置を追走します。コーナーでは内めを回りロスを減らし、4角で勢いをつけて外へ。レース前に蹄鉄が外れて、打ち直しのアクシデントはありましたが、レース上がり2位の馬を1秒以上上回る末脚でゴール。素晴らしい決め手でした。ただ、2R2歳未勝利が前半32秒9で逃げ切り勝ちを考えるとレースレベルとしては、そこまで高くないのかもしれません。

 ②着には単勝9番人気のバレリーナが入って、馬単は16,800円の万馬券決着。内の先行馬を見ながら好位の外めでレースを運び、直線もそのまま外へ。終始馬場のいい外めを通れましたし、枠の並びが良かったと思います。控える競馬ができましたし、最後は内にモタれながらも脚を伸ばしたように収穫のある内容でした。

 ③着にも人気薄のシルフィードレーヴが入りました。この馬も外枠で馬場のいい外を通れましたし、控える形でも揉まれることなく運ぶことができました。前が飛ばす流れも向いて大健闘。続いて1番人気のプロトポロスが④着。3~4角では逃げ馬の後ろ。直線は馬場の中ほどから脚を伸ばしますが、外の馬の脚勢が上。通った場所と展開は上位の馬と比べると不利でしたが、少し物足りない走りでした。前述の通り2Rと比べると、逃げて失速したクリダームも今ひとつでしたが、今回は函館から転戦の疲れがあったかもしれませんね。

 

text by 小林

 

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