2023年7月9日(日) 3回中京4日

 2020年は阪神、昨年と一昨年は小倉で行われ、中京での施行は4年ぶり。当日はぐずついた天気で、レースは稍重で行われました。前半33秒9─11秒6─後半37秒5の前傾ラップ。レースはハナを奪ったドンフランキーがそのまま押し切る形。ダイワメジャー産駒である同馬得意の緩みのない流れから、地力勝負に持ち込んで重賞初勝利です。今年の中京ダート1400m最速は遠江Sとこのレースの1分23秒0ですが、遠江Sを制したのもドンフランキーでした。「まだ体に緩さがありますし、厩舎も大事に使ってくれているので、これからまだ強くなると思います」と池添謙一騎手。

 ②着は1番人気のリメイク。道中は中団の外めを追走。楽な手応えで前を射程圏に捉え、直線半ばで追い出すと後続を6馬身ち切りましたが、勝ち馬が非常に渋太かったです。離された③着にはオメガレインボーが入りました。こちらは後方外めを追走し、直線で外から脚を伸ばしましたが、上位が強過ぎました。エルバリオは③着馬との長い叩き合いで僅かに及びませんでしたが、初めての重賞で同じ57㎏を背負ってクビ差まで頑張った走りは評価できます。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。