2024年3月10日(日) 1回中京2日

 大阪杯の前哨戦として、この時期に移設されてから8年目。開幕週といっても極端な高速馬場ではなかったが、同日1勝クラスが1600m1分33秒台の決着だったように、その気なら時計は出るし、内を回った方が有利な馬場だった。レースは前半58秒4─後半59秒2の平均ペース。ただ、このレースで前半の半マイル47秒を切るラップはかなり速い。スタートして1角でシーズンリッチがハナに立ったが、エアサージュがコーナーで外から並びかけて行き、向正面では先頭へ。勝ったプログノーシスは馬任せで後方から。ちょうど人気のドゥレッツァを前に見る位置。向正面では外を回すプランもあったようだが、2つ目のコーナーでは空いていたインを迷わず選択。直線はスペースができたエアサージュの内からスパッと切れた。最後は流して後続に5馬身差をつける楽勝。「1週前の調教に乗った感じからも、あまりいい状態ではないと思っていました。今日の返し馬からも状態はきついと思っていました。今日の状態でこのパフォーマンスですから、本来の状態に戻ればと思います」と川田騎手。初のタイトル奪取へ視界は良好といったところか。

 ドゥレッツァは中位から。勝負どころではプログノーシスの外で並ぶ形。こちらは直線でかなり外へ出さざるを得ず、前が開いた位置を確保した時には勝ち馬と結構な差ができていた。終いの伸びは悪くなかったが、②着確保が精一杯。ヨーホーレイクは好位のイン。2年2カ月ぶりのレースで、この速い流れを前めで運んで③着は地力の成せる業。直線は少し外に張ってジリジリだったが、上々の内容。3番人気のヤマニンサルバムは⑩着。道中はヨーホーレイクの外。「1角から1ハロンくらいを力んで走っていました。厳しい形になり、うまく誘導してあげられませんでした」と三浦騎手。確かに最初のコーナーの入りで少し厳しい並びになった。ペースも速かったし、休み明けを叩いての変わり身に期待したい。

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