2025年2月9日(日) 1回京都4日
京都競馬は土曜が積雪のために中止。日曜の芝は終日稍重で行われた。ペースは46秒1─12秒6─48秒3のハイペース。前半が速く、先行2騎は直線で止まったが、残り1000mから12秒後半のラップが続き、3番手のリンクスティップはそこで息が入った。直線で一旦は先頭へ。サトノシャイニングには並ぶ間もなく交わされたが、ランスオブカオスとの叩き合いを制して②着を死守。牡馬相手に価値ある②着。ランスオブカオスは出遅れて促しつつになった分もあったと思うが、「追い出してからの反応は良かったです。でもラストで脚が上がったあたり、この距離は1ハロン長いみたいです」と吉村誠騎手。
サトノシャイニングは「これまでの2戦は前に馬がいない状態でしたが、次を見据えて前に馬がいる状態で、どれだけの脚を使えるのか、確認することができました」との西村騎手のコメント通り、内の馬を行かせて中団から。序盤にペースが流れたことも良かったが、差す形で結果を出せたのは収穫。初の右回りに対応して、最後は力が違うといった勝ちっぷり。ショウヘイのこれまでの2戦はスローの瞬発力勝負。いつもほど切れなかったが、速いペースを経験できたのは今後の糧となるはず。馬場も乾いている方がいいだろう。また、未勝利勝ち上がりは、過去のデータ的に③着までが精一杯。来年もこの傾向は続きそう。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。