12月14日(日曜)に中山競馬場で行われた第18回GⅢカペラS(ダ1200m・3歳以上・別定・曇り・稍重馬場)は1番人気に支持されたテーオーエルビスが優勝。管理する栗東・高柳大輔調教師、騎乗した鮫島克駿騎手ともにカペラSは初勝利。テーオーエルビスは米国産馬。馬主は小笹公也さん。
それでは、レースを振り返っていきましょう。

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【展開・ペース】 タガノミストがハナを奪いましたが、


【レース分析】 テーオーエルビス(1番人気)は馬体に太め感はなく、プラス体重は成長分。
「強いのひと言です。ラストはしっかりと切れてくれますし、砂を被って馬群の中でもヒルまずに競馬をしてくれるので乗っている方も進路が作りやすいですね。レースのうまさが今日乗ってみて最初に乗せてもらった時より更に備わってきた印象です。今日は結果的にどんなペースであっても突き抜けた感じです。ダート短距離トップクラスの1頭だと思います。この馬の強さを見せることができて良かったですし、まだ3歳でとても可能性を感じる馬なので、今後とも人馬とも応援していただけたらと思います」と鮫島克駿騎手はレース後にコメント。1勝クラスから4連勝。激戦区と言えるダート短距離戦線で初挑戦での重賞制覇を成し遂げたのは立派の一語。どこまで連勝を伸ばしていくのか、来年もその動向に注目が集まります。

▲テーオーエルビスの4代血統表
2番人気ヤマニンチェルキも馬体がひと回り成長。歩様は力強く、上々の仕上がりでした。外枠だった分、外を回らされましたが、
昨年の覇者で連覇を狙って参戦したガビーズシスター(3番人気)は④着。テンションが高く、また
text by 京増 真臣

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。










