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マーメイドステークス回顧

 2017年6月11日(日) 3回阪神4日11R 第22回マーメイドステークス(G3)は、松元茂樹厩舎のマキシマムドパリが勝利し、1月の愛知杯に続いて牝馬限定重賞2勝目をマーク。鞍上の藤岡佑介ジョッキーは、2013年の根岸S以来となる重賞勝ちとなりました。それではレースラップです。

1:59.5(12.7 – 11.2 – 12.1 – 12.4 – 12.2 – 12.2 – 11.7 – 11.2 – 11.3 – 12.5)

 前半1分0秒6、後半58秒9と後半が1秒7遅いスローペース。ちなみに、9R三田特別(1000万下・芝2200m)で千通過1分0秒8。それでは、前有利の先行ペースだったかというと、ラスト4ハロンが11秒7─11秒2─11秒3─12秒5。残り800mからショウナンバーキンが先頭に並びかけてきて、残り600m手前でマキシマムドパリも前2頭の外へ。早めにペースアップする形となったためにラスト1ハロンは12秒5と落ち込んだといったところでしょうか。

 ハンデ55kgを背負って、早め先頭から押し切ったマキシマムドパリは完勝といえる内容。クインズミラーグロは中団でうまく脚をタメることができました。ラストの伸びは悪くなく、際どい2着争いを制しました。アースライズは枠なりに進んで折り合いに専念。道中はインをロスなく運び、直線に向いて一旦外へ進路を取りましたが、直線半ばでぽっかり前が開いた内へ。うまく捌くことができましたね。後方からレースを進めたキンショーユキヒメが4着。上がりはレースナンバー1。軽ハンデと展開がうまく噛み合った感じです。1番人気のトーセンビクトリーは9着。道中は行きたがるのをなだめながら。トップハンデも影響したのか、直線はモタれて追いづらそうでしたし、力を出し切ったとは言いづらい内容でした。

 

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。