8月30日に新潟競馬場で行われた第40回GⅢ新潟2歳S(芝・外回り1600m・3歳・馬齢重量・晴れ・良馬場)はショックアクション(単勝2番人気)が優勝。未勝利戦に続く連勝で重賞タイトルを獲得した。鞍上は戸崎圭太騎手。管理するのは栗東・大久保龍志調教師。ショックアクションはアイルランド・エフェヴィ厩舎の生産。馬主はゴドルフィン。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
【展開・ペース】 抜群のスタートを決めたハヴァスがハナを奪い、抑え切れない感
今年もロイヤルブルーの勝負服が躍動
【レース分析】 ショックアクションは今回がデビューから3戦目。レースを使う毎に体が引き締まり、柔軟性もアップ。
「祐一さんから『乗りやすい馬』と聞いていましたし、ある程度の位置を取ろうと思っていました。流れも速くて、ちょうどいいところに収まることができましたし、先頭に立ってからも遊ばずに最後までしっかり走ってくれました。まだ緩いところがあって、テンションの方も今日は少し高かったですが、そのあたりが良くなれば先々も楽しみです」と戸崎圭太騎手。秋は更に進化した姿を見せてくれるでしょう。また馬主であるゴドルフィンは19年のウーマンズハートに続き、新潟2歳S連覇を達成。しかも今年は同馬主によるワンツー決着。来年の当レースでもロイヤルブルーの勝負服には注目。
鞍上の腕が光ったブルーシンフォニー
ブルーシンフォニーはデビュー戦からチークピーシズを着用。2歳らしく幼さが残っていますが、
本命に推したフラーズダルムは馬体重がプラス12キロ。ただ、これは成長分。直線でスッと反応できませんでしたが、長くいい脚を使ってジワジワ差を詰めてきました。➃着には4馬身差をつけたわけですからレースとしては合格点。ただ、もっと弾けるか
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。
【データ泣き笑い】 〇前走クラス・・・勝ったのは前走、芝1600mの未勝利戦を3番人気で制したショックアクション。2着は前走、左回りの東京芝1600mの新馬を0秒2差をつけて勝ったブルーシンフォニー。前走、新馬勝ち馬は6頭いたが、前走の舞台が右回りだった2頭は③⑤着。連対はならなかった。 〇前走馬体重・・・連対した2頭の前走馬体重は488、464キロ。逆に440キロ未満の馬は➃着が最高着順だった。 〇枠順・・・偶数馬番が連勝中だったが、今年は大外の11番が勝利。一般にゲート後入れは偶数番+大外枠。来年以降は偶数番と大外枠を①着に固定して狙いたい。 |