11月12日(土曜)に東京競馬場で行われた第27回GⅢ武蔵野S(ダ1600m・3歳以上・別定・晴れ・良馬場)はギルデッドミラーが優勝。騎乗した三浦皇成騎手は当レース2勝目。管理する栗東・松永幹夫調教師は初勝利となった。ギルデッドミラーは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)シルクレーシング。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 好スタートを決めたバスラットレオンがすんなりハナを奪いました。前半
【レース分析】 ギルデッドミラー(2番人気)はパドックで落ち着きがあり、好気配。スタ
「ゴールしてからも、どちらが勝ったか分かりませんでしたが、苦しいところからもうひと伸びしてくれました。道中はレモンポップの後ろをキープしたいと思っていました。位置を取りにいった分だけ掛かりましたが、すぐに折り合いはつきましたね。僕は前々走のダートから乗っていますが、跨った時にこれはモノが違うと感じていました。このまま無事にいってくれればいいですね」と三浦皇成騎手はコメント。ギルデッドミラーはオルフェーヴル産駒。芝からダートにシフトし、眠っていた素質が花開いたあたりも昨年のBCディスタフを制したマルシュロレーヌを彷彿とさせますね。来年、6歳を迎えますが、フェブラリーSでは有力候補となるのは間違いなく、大仕事を成し遂げても不思議ありません。
レモンポップ(1番人気)は中1週での出走でも、硬さはなく、パワフルな脚捌き。毛ヅ
美浦・村上編集員がコラムで◎に推していたスマッシングハーツ(4番人気)は好調をキープしてレースに臨めました。いつも通り、末脚に賭ける戦法を取り、最速タイの上がり3ハロンをマークしましたが、今日に関してはペースが落ち着いてしまったことが痛恨。④着まで追い上げた点は評価して良く、今後、重賞でも展開が噛み
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。