2017年7月9日(日)3回中京4日11R第22回プロキオンステークス(G3)は、5番人気のキングズガードが勝利。管理する寺島良調教師は2016年に開業して8勝目での重賞勝ちとなりました。父シニスターミニスターの産駒は2017年3月26日マーチSのインカンテーションに続くJRA重賞5勝目。それではレースラップです。
1:22.9(12.2 – 10.9 – 11.1 – 11.8 – 12.1 – 12.4 – 12.4)
前半3ハロン34秒2、後半3ハロン36秒9のハイペース。キングズガードは外めの枠でしたが、内にこだわった競馬。レース後、藤岡佑介騎手の「展開的にも外を回したら届かないと思い、内に入れる形で」とのコメント通り。直線半ばで外に持ち出すと一気に差し切りました。心配された左回りは問題なかったですし、馬の力を信じたジョッキーの好騎乗でしたね。2着カフジテイクは勝ち馬のひとつ前のポジション。こちらは直線に向いて早めに外へ。コース取りの差もありましたが、今日に関しては勝ち馬の決め手が上でした。
ブライトラインは終始外々を回って3着。3コーナーあたりから早めに追い上げを開始して、一旦は先頭に立つかの場面。8歳馬ですが頑張っていると思います。ゴーインググレートはこの速いペースの中、好位で競馬をして4着。3角過ぎからは追い通しでしたが、先行した馬の中で唯一掲示板を確保しました。 メイショウウタゲは出足がひと息。直線は外から脚を伸ばしましたが、上位4頭には離された5着まで。
3番人気のイーデンホールは8着。6~9月は馬券で絡んだことがないように暑い時期は良くないのか……。アキトクレッセントは自分のレースができませんでした。仕掛けても進んでいかなかったように芝スタートは今ひとつのようですね。14着に終わったベストマッチョは向正面で引かされましたし、直線では前が壁。揉まれなくないタイプだけに今日はレースになりませんでした。
text by 小林
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。