11月9日に東京競馬場で行われた第24回GⅢ武蔵野S(ダ1600m・3歳以上・別定)は単勝9番人気という低評価を覆してワンダーリーデルが優勝。この勝利によりGⅠチャンピオンズCの優先出走権を獲得した。ワンダーリーデルの母の父は3日に老衰のため死亡したマヤノトップガン。訃報に接して血がたぎったのか3度目の挑戦で重賞タイトルを獲得。騎乗したのは今回が初コンビとなった横山典弘騎手。横山典弘騎手にとって先週のGⅡアルゼンチン共和国杯に続き、2週続けての重賞勝利となった。管理するのは栗東・安田翔伍調教師。ワンダーリーデルは北海道浦河町・大島牧場の生産馬。馬主は山本能成さん。
それでは、京増TMにレースを振り返ってもらいましょう。
【展開・ペース】 大方の予想通り、ドリームキラリがハナを主張。しかし、エアアル
【レース分析】 ワンダーリーデルは本質的には叩き良化タイプ。休み明けだったグリーンチャンネルカップを使われて、きっち
「強かったね。自在性のある馬だと思っていたから前へ行っても後ろからでも良かったんだけど、ちょうどいいポジションで運べたし、思った以上に追ってから弾けてくれたよ。競馬が上手だから1800mになっても特に心配なところはない。今日はいいレースができて良かった」と横山典弘騎手。レース翌週には引き続き横山典弘騎手とのコンビでGⅠチャンピオンズCに向かうことが発表された。鞍上の言葉通りなら距離が延びる本番でも軽くは扱えない存在。
②着に入ったのはタイムフライヤー。勝ったワンダーリーデルの一歩前を進み、ほぼ同様
ダノンフェイスは、いい頃の雰囲気に戻ってきた印象。展開も
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。