2022年3月27日(日) 2回中京6日

 当日には雨が上がりましたが、前日の雨で馬場は重馬場。それでも天気は良く、芝はBコース初週ともあってセオリー通り内から良くなっていきました。前半33秒4─後半34秒9のハイペース。ただ、テンの2ハロン12秒1─10秒3は、1週前の3歳未勝利戦とまったく同じ(ともに重馬場)ですから、そこまで速くありません。ただ、その後の11秒0─11秒0が高水準で、逃げたレシステンシアには厳しいペースになりました。勝ったナランフレグはこれが重賞初勝利。ラスト1ハロンを要する流れが向きました。道中は枠なりで後方のイン。4角でも内を突く競馬をして脚を伸ばします。サリオスが外に出してくれたことで捌きやすくなりましたが、直線半ばでトゥラヴェスーラに先に前に入られて一瞬詰まります。それでも、最後は狭いところを割り、⑤着までコンマ1秒差の大接戦を物にしました。丸田恭介騎手は自身G1初勝利であるとともに、師匠である宗像義忠調教師にもG1初勝利をプレゼントすることとなりました。

 ロータスランドは好位の後ろから。初めての1200mでも流れに乗れていたあたりはポテンシャルの高さの現れ。18㎏増を叩いて馬体も絞れていました。直線はうまくキルロードの進路を辿って鋭い伸び脚。キルロードは重賞自体がこれがまだ2度目。17番人気での快走でした。道中は3番手、先団の外を追走。終始スムーズな競馬ができたとはいえ、このペースで先行して③着は負けて強し。

 トゥラヴェスーラは3コーナーで内に入れて勝ち馬の前。鮫島克駿騎手は、「昨日から中京のトラックバイアスを見ていて、インに潜り込むことが勝利に近いと思っていました」と内を意識した好騎乗。直線でも4枠2頭の間を勝ち馬に先んじて取りましたが、最後は勝ち馬の脚勢が上でした。レース後には、競走中に鼻出血を発症していたことが判明。メイケイエールは心配された折り合いについては問題なかったですし、被されないという点で本来は外枠もプラスのはずでした。ただ、今日のイン有利の馬場で外枠はマイナス要因。外々を回ってこの着差は惜しかったです。

 1番人気のレシステンシアは前述の通り、厳しい展開になりました。ジャンダルムにピタッとはりつかれたことで息を入れるところがなかったです。グレナディアガーズは位置取り的には勝ち馬と同じようなところでしたが、4コーナーで回ったところは対照的。大外から伸びてきましたが、最後は脚が上がってしまいました。あまり出していけないタイプに今日の馬場と枠は厳しかったです。

text by 小林  

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